8 嫌われていいんだ
人には「好かれたい」という思いから、
自分を曲げてしまうということがあるよね。
でも人から好かれることが、
必ずしも正しいとは限らないということ知っているかい。
例えば「いじめ」というのがあるよね。
いじめグループのボスは、
そのグループのメンバーから好かれている。
けんかが強いとか、頭がいいからというだけでボスになっている。
それじゃあ、そのボスは正しいのかといったら、
いじめグループのリーダーだから間違っているよね。
いじめは正しいことじゃないからね。
これって当然だろ。
正しいこと言うと嫌う人がいるよね。
中には「カッコつけちゃって」とか「正義面して」とか茶化し、
冷やかす人もいる。
それじゃあ、正しいこと言うってことは間違っているんだろうか。
「赤信号で横断歩道渡っちゃいけない」
「いじめはいけない」
どれも正しいよね。
正しいこと言うと、それを嫌うのは、その人が正しくないから、
自分の耳が痛いからなんだよね。
赤信号で渡り、いじめをしているからなんだよね。
大切なのは、全ての人から好かれようなんて思わないこと。
正しさを言う君を好きにならない人もいるからね。
正しくない人から嫌われていいじゃないか。
みんなから仲間はずれに会い、恐ろしいかい?
でも安心していいんだよ。
君のまわりに君を嫌う人がたくさんいても、
君が正しかったら、本当に君をわかってくれる人が現れるからね。
その人こそが君の真の友だからね。
それまで私がいるよ。
私じゃだめかい?
ぜいたく言うなよ。
学校の全生徒が君を嫌っても、君が正しかったら、
私はけっして君を見放さないからね。
約束しよう。
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