17 償いということ
悪いことをしてしまう、ということがあるよね。
やりたくないと思っていても、
自分の弱さに負けて悪いことをしてしまう。
悪いことは、盗みや暴力で人を傷つけるということもあるけど、
約束を破るとか、言ったことを実行しない、
というものも含まれるよね。
一番いけないのは、意図的に悪いことをするということ。
これは自分の弱さからではなく、止めることができるにもかかわらず
やってしまうということだね。
恣意的(しいてき)というのもある。
表向きは悪意は無いようにみせかけて、
相手を陥れるというもんだね。
人に対する、嫉妬やねたみ、憎しみから出てくるこころの動きだね。
これも弱さといえば、弱さかもしれないが、
いずれにしてもやってはいけないことだ。
でも人間はこれをやってしまうんだね。
やってしまったとき、どうすればいいか。
こころから反省すればいいんだ。
それで許される。
でも、ここで必ずしておかなければならないことがあるんだね。
それは、償いなんだ。
物を壊せば弁償はしなければならない。
盗めば、それを返さなければならない。
人を傷つけたら、回復するよう働かなくてはならない。
そして、こころから、謝る。
これが償いだね。
人は、この償いを避けようとする。
痛み、苦しみをともなうからだね。
だからごまかしたり、逃げたりするんだ。
だけど、ここで君たちには言っておくけど、
ごまかして逃げたら、
後でそのツケは100倍になってかえってくるんだね。
その場はよくても、何年か後には決してよい結果にはならないんだね。
歴史を見て、悪いことして大成功して、繁栄した人がいたかい。
いないよね。
いたら教えてほしい。
一度犯した罪は、取り返しはつかない。
事実は過去に刻まれるからね。
でも、こころから反省して、償えば、すべてのことは許されるんだね。
それで許さないという人がいたら、
今度はその人が許されないんだね。
本当の強さは、反省し償うこころをもつことなんだ。
チャレンジしてみてほしい。
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