6 弱い子を友達にしよう
君たちは友達を選ぶのに、どんな人を選ぶのかなあ。
スポーツできてかっこいい人、頭良くて成績のいい人。
クラスで人気のある人。
みんなOKだ。
そういう人たくさん友達にしよう。
でもね、ときたまいるだろう、みんなの輪に入れない子。
ひっこみじあんで、弱々しくって、そんな子。
だれも相手にしないようなそんな子。
そういう子を友達にしよう。
そういう子を友達にするということは、徳を積むということになる。
確かに、足手まといで、わずらわしいかもしれない。
でもね、そういう子をお世話するということが、
きみたちの人格を磨くことになるんだ。
つきあっていて、しんどいことがあるときは、
この加木指導に連れてきたらいい。
この加木指導はそんな子のためにあるサークルだからね。
この世の中には強い人と、弱い人がいる。
強い人は、ますます強くなって、自分の思い通りにできるようになる。
でもね、そこに落とし穴があるんだ。
自分の思い通りにばかりなっていると、
傲慢になり、自己中心の頂点にいってしまうからね。
そうなると、あとは壊れていくだけ。
悲惨だね。
そうならないためにも、きみたちは、
いつも弱い人とも付き合っておく必用があるんだ。
彼らの手助けになるということを学ぶためだ。
「してやっている」ではなく
「よくなってほしい」と
願うことを学ぶためなんだね。
これを「へりくだり」という。
だから弱い子を友達にしよう。
自分にとって都合のいい子だけと付き合うのは、
だれでもがやっていることだ。
そこからは、多くの学びはないんだね。
弱い子との付き合いから教えられることは、それこそ山ほどある。
それを学んでこそ、素晴らしい人に成長するんだからね。
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