15 ねたむということ
君のこころの中には、ねたみ、嫉妬というものがあるんだね。
もちろんこの私の中にもあるよ。
君以上かもしれない(笑)
この、ねたみ、嫉妬というものはやっかいで、
これをなくすことはできないんだね。
例えば、先生に友達といっしょに何か用事を言われて、
同じようにその仕事をした。
ところが、友達は先生にほめられたけど、自分はほめられなかった
ということがあったとする。
「何で?」
って思うよね。
それが、ねたみ、嫉妬なんだ。
確かに同じ仕事したんだから、君もほめられなければ不公平だよね。
でも、そういうことって世の中にはたくさんあるんだ。
理由や事情はいろいろある。
いちいち言っていたら、きりがないから、
そういったことはしょっちゅうある、とだけ言っておくね。
問題なのは、ここでねたみ、嫉妬の思いがでることなんだ。
それは君が友達と同じ扱いをしてもらえなかったからなんだね。
自分たちには同じ報いがもらえなかったから、ねたみ、嫉妬がでるんだ。
このねたみ、嫉妬というものは、憎しみといっしょで、
マイナスの感情なんだ。
マイナスの感情は結局自分をマイナスにしてしまうからよくないと、
これまで何度も言ってきたよね。
そこで、このことをいつも思ってほしいんだけど、
報いは、違うところから来ることが本物だってこと。
先生から、ほめられる報いより、
もっとすごい報いが後からくるってこと。
「そんな馬鹿な」
って思うかもしれないね。
でも、これは本当のことなんだ。
ためしに、やってみてほしい。
いつか
「親切にした相手から見返りを期待してはいけない」
って言っただろ。
それと、おんなじなんだね。
だから先生から、ほめられなくても、
その仕事の機会をもらえたことを感謝すればいいんだ。
後から大きな報いがくるからね。
これは自然にでてくる思いではなく、
そうしようという意思ですることだ。
自然に出てくるのは、ねたみや嫉妬だからね。
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